回復期リハビリテーション病床を地域包括ケア病床へ転換しました

このたび、当院では2025年6月よりこれまで運用しておりました「回復期リハビリテーション病床」を「地域包括ケア病床」へと転換いたしました。

これにより当院は地域包括ケア病床を有する整形外科専門病院として、より一層地域の皆さまの生活に寄り添った医療を提供してまいります。

地域包括ケア病床とは?
急性期治療を終えた患者様が在宅復帰や介護施設への移行を目指して一時的に入院する病床です。在宅療養中の急変や他院での手術後の在宅復帰が不安な方などを対象に、医学的管理のもとリハビリテーションや在宅復帰支援を行います。

当院では、これまでの診療経験を活かし、次のような医療を展開いたします。

 

  • 回復期リハビリテーションの対象外である上肢(肩・肘・手関節など)の骨折後、
    またはその手術後の入院リハビリテーション

  • 上記骨折によって在宅や施設での日常生活動作が困難な方の受け入れ

  • 他院での手術後、在宅復帰に不安がある方のサポート

  • 自宅での生活を見据えたリハビリテーションの提供

  • 退院後の外来リハビリ・訪問リハビリによる継続的支援

 

これまでと同様、地域の医療機関との密な連携を大切にし必要に応じた専門的な治療や、症状改善後の逆紹介も継続して行ってまいります。

高齢化が進む社会において「地域に根差した専門医療の実践」が今後ますます求められています。当院は患者様が住み慣れた地域で、安心して生活を続けられることを第一に考え、質の高い整形外科医療を通じて地域に貢献してまいります。

今後とも米倉脊椎・関節病院をどうぞよろしくお願いいたします。

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