院長ごあいさつ

2012年に足立区扇に米倉脊椎・関節病院が開院して以来、2018年医療法人社団健整会が設立され、2019年足立区六町に米倉整形外科クリニック、2020年足立区青井に米倉内科整形外科、同年北区王子にYSJ王子整形外科が開院されました。
各クリニックとの連携も開始し、約10年間整形外科を主軸とする病院として地域医療に尽力してきました。また、当院の特徴でもあるリハビリテーション病棟では、当院で手術を行った脊椎および下肢関節疾患・外傷患者さんの手術後から退院までのリハビリテーションを十分に行い、日常生活への復帰をサポートしています。さらに、リハビリテーション病棟には、近隣の病院やクリニックから脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折などの外傷や術後に入院リハビリテーションを必要とする多くの患者さんをご紹介いただいています。紹介された患者さんは紹介元の病院やクリニックにお戻りいただく逆紹介にも取り組んでいます。
2021年からは新たな治療法である再生医療として幹細胞培養上清療法(SC-CM)を行っています。現在の治療で効果が得られないが人工関節などの手術には躊躇されている関節疾患でお困りの方や、様々な治療を試みたが改善せずに悩まれている慢性腰痛の方、さらには糖尿病やアレルギーなどの疾患やエイジングケアとしても期待できる治療法です。ホームページに案内があるので、興味がある方は是非ご覧ください。
当院は整形外科における脊椎・関節に特化した病院として、レントゲン撮影はもちろん、超音波検査・CT・MRI・骨密度検査など確定診断に必要である検査機器を有し、より良い診断を行っています。また、手術を受けられる患者さんには内科医師と連携し全身状態を評価し、不安なく手術を受けられるよう取り組んでいます。充実したリハビリテーション施設も加えて、診断から治療まで日常生活復帰へより良いサポートができる病院であると自負しています。今後も、医師、看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフ、検査技師、事務職員など全ての病院職員一同が一致団結し、一人一人の患者さんに誠意をもって診療にあたる姿勢で取り組んで行きたいと考えています。
2021年8月
院長 橋口 宏
院長経歴
- 1982年
- 独協高等学校 卒業
- 1988年
- 日本医科大学 卒業
- 1988年
- 日本医科大学整形外科 入局
- 1994年
- 日本医科大学院外科系整形外科学 修了
- 1994年
- 山形県北村山公立病院整形外科 医長
- 1999年
- 日本医科大学付属病院整形外科 医員助手
- 2002年
- 日本医科大学付属第二病院整形外科 医局長
- 2004年
- 米国コロンビア大学 留学(Postdoctoral research fellow)
- 2005年
- 日本医科大学千葉北総病院整形外科 講師
- 2014年
- 日本医科大学千葉北総病院整形外科 部長
- 2016年
- 日本医科大学千葉北総病院整形外科 准教授
- 2020年
- 米倉脊椎・関節病院 副院長
- 2021年
- 米倉脊椎・関節病院 院長
資格・認定医など
- 日本整形外科学会認定整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
- 日本肩関節学会 副理事長
- 日本整形外科スポーツ医学会 理事
- 日本臨床スポーツ医学会 代議員
- 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)評議員
- 日本人工関節学会 評議員
- よこはまスポーツ整形外科フォーラム 幹事
- 上腕骨近位端骨折研究会 世話人 など